空を見上げれば、暗闇の中、キラキラと星が瞬いてた。
今日も、1日が終わった。
隣で……ぷしゅ、と缶を開ける音がした。
気持ちいいくらい、綺麗に聞こえてきた。
「…ずっと思ってたんですけど、」
葛西くんを見ると缶を持ちながら、少しだけ考えこむようなしぐさをして…。
「凪砂さんって…、なんだか放っとけないですよね」
ぽつり。
…思わず、あたしは足を止めてしまった。
「え、」
遅れてついてきた言葉。
一体、どういうことだろうか。
いきなり言われた言葉に、真意を探ろうと葛西くんを見つめた。
「…あっ、と…。別に深い意味はないんですけど……
なんとなく、…なんだか気づいたら消えていってしまいそうな、不安定な感じがするんです。凪砂さん」

