クスクス…。
そんな音が耳に入ってきて…はっと我に帰った。
大通りのファミレスの真ん前で、大声で喧嘩をしているあたしたちは。
当然周りから、注意を浴びてるのは言うまでもなくて…。
内容は聞かれてるだろうし、笑われるのは当然だろう。
迷惑もいいところだ…。
いい大人にもなって、みっともない。
かっと、顔が熱くなるのを感じた。
とにかくここから逃げよう!!
あたしはがしっと春の腕を掴んで。
春は「はっ!?」とか言ってるけど気にしない。
「行くよ春!!」
走り出したその先は、
未来じゃないような気がした……。
どこか懐かしい…そんな感覚だった。

