ま、いっか。 どうせ、再来週の日曜日に、会えばわかることだ。 一体なんの話だろうか。 そんなことを思いながら、眠りについた。 …その日、あたしが桜の木の前に立っている夢を見た。 不思議なんだけど、本当にただ、桜の木の前にずっと立っているだけ。 変わった夢…。 でも。 ―――…桜が綺麗だった。