『ねぇ、凪砂?最後に一つだけ……聞いてもいい?』 「なに?」 『もしも…もしまた春くんに会えるとしたら、どうする……?』 ――――続いてと、願う。 「どうもしないよ。 あたしには、今の幸せの方が大切だから。」 ―――― ――――――…