階段を上がるとき
美樹があっ!と思い出した
ように口をひらいた!
「菜々!今日遊びにいっても
いい?いいよね?私一回も
いったことないいもん!」
といいだした!
「それは無理!家に友達は
いれないから」
私にもいろいろな過去が
あるもんだ!
家族だけはほっといてくれ
「もういい」
美樹は、はぶてて
どっかにいってしまった
女はめんどくさいんだ
そのうちまた仲直りして
また喧嘩して
放課後になり
私は蓮と愁と帰宅した
私はお母さんとこの家
にきたんだ!
名字なんてどうでも
いいから!
空と愁はお父さんと
この家にいた
優しいお父さん
こんな生活が毎日楽しいって
今では私の唯一の宝物だ!
馬鹿な弟2人に
私は毎日笑っていられる
