「今日は俺もここで寝てやるから落ち着け…」
「ありがとう…」
私はたっちゃんの手を握りながら眠りについた。
「えみちゃ~ん」
私は意外にも自然に起きれた。
「おはよう(^_^)」
「おはよう(^_^)」
私を起こしてくれたのは
たっちゃんだった。
朝食を私の目の前に置いてくれた。
「眠れたか?」
「うん…。ご飯いらない…」
「だ~め!!今日からリハビリするんだからちゃんと栄養とらないと!」
「じゃぁ、リハビリの後で食べるから今からリハビリしに行こう!!」
「まぁ、朝食の時間過ぎるな~…。待ってろよ…。やっぱ一緒行くか!!」
「うん」
そう言うとたっちゃんは私を抱え車椅子に乗せた。
「えみちゃんこれ持ってね。俺、車椅子押すから持てないからね。」
そう言って朝食が乗っているお盆を私の太ももの上に置いた。
そして車椅子を押し始めた。
「何処いくの?」
「調理室だよ」
「なんで?!」
「“1つ返すの遅くなります。”って言わないと探すからな!」
「確かにそうだね…。」
そんな事を言ってたら調理室に着いた。
「すみません。今からリハビリするので終わったら朝食を食べるみたいなんでちょっと返すのが遅れます」
「何個かね~?」
「1個ですよ~」
「あいよ~」
そう言った後またエレベーターで最上階に行った。
リハビリ室は2ヶ所にある。
受付の隣に1つ。
普通の人達はそっちでリハビリをしてるらし…
でも私は最上階の私の2つ隣の部屋がリハビリ室らしい。
エレベーターを降りたとき私の部屋の前に人が立っていた。
近づいて来たのは
流ちゃんと歩だった。
「流星!!久しぶりだな~!!」
「たっちゃんも久しぶりじゃん!!」
「ちょっとリハビリ室に行くけど2人も来るか?」
「「うん」」
何か流ちゃんも歩もなれた感じだな。
