愛してた



はぁ~…。
私は1人になると過去の事を思い出してしまう…。
いつもは流ちゃんや綾乃達が居るから思いだしてなかったけど…。1人になるとやっぱり思い出してしまう…。


「あ゙ー!!!!!」


つい思わず叫んでしまった…。


「えみ!!どうした!!」
「た…っちゃ…ん…」


そう言ってたっちゃんは私を抱き寄せた。
落ち着く…。
一時してたっちゃんは私をたっちゃんから離した。
そしてたっちゃんは優しく私に喋りかけてきた。


「落ち着いたか?」


私は小さく頷いた。


「あの事を思い出したのか?」
「うん…」


たっちゃんは私の過去を知ってる。