゙今から!?珍しいな…。いつもなら前もって連絡来るのに。″


時計を見ると、24時前だった。



゙こんな時間にどうしたんだろう…。何かあったのかな~。″



ボーッとしていると、ピンポーン。


チャイムが鳴った。


玄関を開けると、そこには淡いピンクのバラの花束が置いてあった。



゙………??何これ…。″



アタシが花束を眺めていると、横から拓人の声がした。


「亜美。お誕生日おめでとう!」


「えっ…??誕生日…??」


アタシは自分の誕生日を忘れていた。


「亜美ー。もしかして自分の誕生日忘れてた!?(笑)」

拓人に言われて思い出した。


゙あ…。アタシ誕生日だったんだ…明日…。いや、今日だ。日付が変わったんだ…。″