「そんなこと関係ないですよ!それよりも京香お姉さん、幸せになってくださいね。
それが、アタシの願いです。
これまで京香お姉さんには、数えきれないほど助けてもらいました。
だからこそ、絶対に幸せになってもらいたいです。」


アタシは、真剣に話した。涙腺が熱くなってくるのを感じながら・・・・・・


「ありがとう、亜美ちゃんにそう言ってもらえると心強いわ。」


そう言って京香お姉さんは、優しく微笑んでいた。


アタシは、二つのプレゼントをもらった。


拓人からもらったトレゾアと、神様から京香お姉さんへのプレゼント。


二つともアタシには、かけがえのないものだった。