「ほっとけよ。ミコトの仕事じゃないだろ」 魁が不愉快そうに、ワタルが出て行った扉を見ながら言う。 ミコトは珍しくため息をつきながら 冷え切った紅茶を一口飲んだ。 「魁さんの入れた紅茶は冷えてもおいしいですわね」 にこやかに笑うミコトを見て 魁はまた面倒なことになりそうな予感を感じていた。