「大丈夫です!!今日で学校終わりましたし、頑張るだけです。」
頑張って笑顔を作るが、握り締めた手は小さく震えていた。
「うっしっ!!那槻に負けねー様に、俺も頑張っか!!」
河村は、手元のグラスを空けると大きく背伸びした。
うんっ!!っと、頷き笑顔を雄太は見せた。
「うにゃぁ・・・!!」
芳村と田原は、那槻の頭をグシャグシャと撫でる。
「店長、マネージャー!!もぅ、止めて下さい!!」
那槻は、頬を膨らませて眉間にしわ寄せる。
「その元気で頼むぞ!!」
ニッと笑った芳村が言う。
アタシの緊張、和らげる為に・・・
「ハイッ!!」
那槻は、元気に返事をして笑顔を作った。
そして、クリスマスまであと少し・・・


