「すいませんでした!!」 ホールに戻った那槻は、言葉と同時に頭を下げた。 ホールが、水を打った様に鎮まる。 「おかえり。」 店長が、笑顔で迎えてくれた。 「店長、みんなで乾杯しましょ!!ビール、人数分で!!那槻!!練習。雄太に教えてもらってビール人数分、持って来て。」 「おぉっ、陽が珍しいなぁ。店長、頂きますか?雄太、早く持ってこいよ。陽の気持ちが、変わらんうちに。」 「マネージャー、ひどっ!」 雄太は、那槻の肩をたたき裏へ促す。 雄太の後を、那槻は付いて行く。