「しっ・・・失礼します。」 うぅ・・・やっぱり場違いだ・・・ トン・・・ 目の前に、グラスが置かれた。 「あっ!ありがとうございます。」 見上げると、そこには感じ悪男・・・ 「店長とマネージャー、今来るから待ってて。」 「はぁ・・・」 差し出されたグラスには、烏龍茶が入っていた。 「緊張してるみたいだけど、ゆっくり話したら良いから・・・」 「・・・ありがとうございます。」 なっ、何だ・・・ この人、良い人なんだ カウンターに戻る、後ろ姿を見つめた。