幼なじみの彼と彼女〜大人編〜

必死。



予選はそれに尽きた。



結果はコースレコードを出して1位通過。

ホッとしてマシンから降りる。





「祥太郎!」

池田さんの声に俺は振り返る。

「預かってた携帯、さっき鳴ってたぞ」

それを受け取る、俺の手が震えた。