それから俺は仕事を終わらせて家に帰った。 電気がついてない。 いねぇのか? でも鍵はあいてる…。 家に入ると真っ暗な寝室に亜弥音がいた。 寝てる…。 涙の後が顔に付いてる…。 そんなに泣いたのか…。 起こすのもったいねぇケド何があったのか聞かなきゃなんねぇ…。 「亜弥音。亜弥音っ!」 「んっ…。望?」 「ただいま。眠いの?」 「ん~ん。眠くにゃいよ…。」 「言えてねぇよ。んで?何があった?」 俺が聞くとまた泣き出す亜弥音。