それからしばらくして、瑠奈の勤務する病院に1人の患者が転院してきた。


瑠奈はその患者の担当になった。


それから数日がたった。

その患者の病室に声をかけ、扉をあけるとお見舞いに来ている男性がいた。


男性は「そろそろ帰りますね。」そう言い立ち上がり振り返った。




そこに入ってきた瑠奈と、男の目があった。