でも、そういうところが羨ましいんだよね。
アタシと全然違って女の子らしいし、超カワイイ!
本当、いいなぁ。
「ユ-キ!」
「わっ!!」
イキナリ叫んでは肩を掴むのは、、、、
「冴子、、、。」
でも、冴子はニコニコして、
「おはよ!中学以来だね。こういうの!」
アタシはもう、コイツとは話したくない。
「中学の時も一緒に行ってなかったしね。」
アタシは一回睨んで冴子の掴んでいた手を振り払った。
「馨!行こう」
アタシは無視するようにアイツから離れていった。
その時冴子は言っていた。
「死ねよアイツ。」
それを知ったのは、丁度入学式が終わって教室に戻ったとき。
全然知らない女の子達から教えて貰った。5人くらいかな??
なんか、アタシがその中学を出て行ってから、冴子は他の子をいじめるようになっていったらしい。
その5人が集まって、今は仲良くなっているらしくて、いつも一緒にいるんだとさ。
でも、事実いじめたのはクラスの女子全員らしい。
一緒にいた子でも、構わずに。
アタシの時よりもひどくて、本当に自殺しそうになった子もいた。
その女子は、この学校に多く、3年ではもう後輩もいじめていたらしい。
「ホント最低!!」
「だよね-!!」
アタシは同じ中学校出身らしい女の子とずっと騒いでた。
馨は時々は言ってきた。
そしたら、
「あぁ!!いたいた!!英恵!!」
後ろで呼んでいたのはこのチ-ムのリ-ダ-。
榊英恵って言うらしい。
他のこは、「菊池美佐子」、「棟森李衣矢」、「桃槻久美子」、「桜井翔子」の4人。
あぁ。覚えきれない。