「ほんとに…大きくなったね須咲さん。
 …こちらの方は?」




隣にいる先生は、蔵祈先生をじっと睨んでフラっと歩いて行ってしまった。



「あ、桐生先生…!!
えっと…うちの学校の桐生先生です」



「そっか…。邪魔して悪かったね。」



べ、別にじゃまなんかしてないですよ!!



「!!もう会うことないかもしれないですげど…「会えるよ。すぐに…ね。」





ここ沖縄なのに、また会えるの?



いや。


今はそんなこと言ってる場合じゃない!!!


あの教師何処行ったんだよ!!




「あの…!!先生探さなくちゃいけないんで…失礼します!」



軽く頭を下げてその場を立ち去った



蔵祈先生なんにも変わってなかった



あのときと一緒だな…




また会えるって…言ってたけど、そんなことあるわけないよねっ。