「吸血鬼について、いろいろ書いてあるの」 「便利だな」 「まぁね。で、何だっけ?」 「何が?」 「何を調べるのって聞いてんの」 「あぁ。なんで、止まったのか」 「ぅん~…」 「あったか?」 「そんな簡単に見つかるわけがないでしょ!」 「あぁ~。ゴメン」 「この本、2冊あるの。だから、もう1冊のほうでさがして?」