「いや、こっちこそ…なんかゴメンね?」

「俺が、聞き過ぎただけだから」

俺は、

そう言って、

九重の頭を軽く撫でた


「ちゃんと…いつか話す…から」

「あぁ。いつか…な?」

俺は、

屋上から出ていった