「ずっとわからなかった
座り方が少々気になってたけど……
しいて言うなら、男なのに太腿から血が出たことかな?
貴方は男なのに生理と言って誤魔化したから
他人には隠したい何かがある…正直に言えない何かを隠している…と考えた
その結果、ナイフだという答えが出た
あ。でも警察が来るってわかった時点で隠したかな?
トイレにでも……」
「え…どうして?」
沙羅が徹の後ろから、声を出した
「ずっと食堂にいたから
トイレくらいしか行く場所ない」
「嫌な奴が旅行者にいたもんだ」
徹が呟いた
にぃっと笑うと俺は、二人に背を向けてロビーに向かった
座り方が少々気になってたけど……
しいて言うなら、男なのに太腿から血が出たことかな?
貴方は男なのに生理と言って誤魔化したから
他人には隠したい何かがある…正直に言えない何かを隠している…と考えた
その結果、ナイフだという答えが出た
あ。でも警察が来るってわかった時点で隠したかな?
トイレにでも……」
「え…どうして?」
沙羅が徹の後ろから、声を出した
「ずっと食堂にいたから
トイレくらいしか行く場所ない」
「嫌な奴が旅行者にいたもんだ」
徹が呟いた
にぃっと笑うと俺は、二人に背を向けてロビーに向かった

