『なぁ、直斗!お願い!!』


突然だった。

『明日だけでいいから!』

それは明日に控えた高校とのサッカー部の練習試合。

サッカー部は人数が少ない。

だから昔サッカーを習っていた俺に頼んできた親友のケン。

『しかたねぇな。』

俺は仕方なく出ることにした。