君の笑顔に…

「うぉっ!!」



その叫び声と共に角から出てきた自転車にわたしは

当たるっ

と、直感し思わず目を瞑った



『…あれ?』



そう思ったときだった



ガッシャーン!!!



凄い音に驚いたわたしは、そ~っと目を開けた




「最悪だ…」
そこには、ぼう然とする男の子が立っていた



その子も同じ学校の制服を着ていた