君の笑顔に…

「ホントだね。ほらいくよ準音っ!!」


と言いつつ、先に行ってしまう香澄と蒼奈




「ちょっとぉ、2人とも速いよ~」

運動が得意でない(というか鈍くさいだけ?)わたしは泣きそうになりながら追いかけた




「ハァ、ハァ・・・あっ!!」
あと200メートルで学校というくらいのところの角でわたしは、昨日の夜ケータイを充電してなかったことにふいに気付いた





「大丈夫かな~」
一旦立ち止まり、ケータイを取り出してみるも、やっぱり電源が切れてる





「もぅ、最悪…」
でも悪いことって続くもんだね(泣)