君の笑顔に…

あとの2人は…
橘君と瀬戸崎君?
知らない人だ。どんな人かなぁ




「ほら、さっさと席動かせ~」
ざわついてたわたしたちだったけど、先生の言葉で移動を始めた





わたしは窓側、え~っと橘君?の横だ



さっさと移動を終えたわたし



自分の席まで辿り着いたのは良かったんだけどねぇ、


「ねぇ、香澄~」
振り返りながら言ったわたしに
「何?あっ、危ない!!」

「ふぇ?キャアァァ!!」

イスが傾いてわたしは頭から真っ逆さま


『ダメッ』
そう思って目を瞑ったわたしは、身を縮めたんだけど、何故か痛みは感じない





「あれ?」

そう言って目を開けると、そこにはわたしを支えてくれてる男の子