漫画喫茶にこもるのは、だいたい週3日くらいになっていった。 あとの2日は、なんとか気持ちを奮い立たせて仕事をする。 ちゃんと仕事をしている日も、漫画喫茶にいる日も、 上司からは電話がかかってくる。 サボっているときに電話がかかってきたら、適当にごまかしていた。 車を止めるときは、誰かに見つからないように、建物の陰に止めた。 車を隠すことはできても、自分自身の罪悪感はごまかせなかった。