「なんだこれ…?」

月影がアパートのポストから封筒を取り出す。
要らないチラシは適当にくしゃくしゃにする。
差出人は世界危機管理委員会となっている。

今の世界、科学が進歩するに連れ、犯罪者も増加の道を辿っている。
特にテロリスト達は人体改造を一種の兵器と考えていた。
そして、人間とは思えない能力を手にし、様々な悪行を行っている。
国連はこれを危惧し、世界危機管理委員会を設立。
各国にテロリストに対応する部隊を作った。
彼、彼女は国から推薦状を貰う事で部隊を受ける資格を貰える。
推薦が無い場合は一切参加は許可されていない。
例外は断じて認められない。

そんな世界危機管理委員会から封筒が来たのだ。
不思議に思わない筈が無い。