こっぴどく怒られた。はぁ…親まで呼ばれた。
母さんは「美月ちゃんを守ろうとしたのよね?えらいけど、ちょっとやりすぎね…まぁ、あなたの良いところかもね。今は愛利も大変な時期なんだから、ちょっと考えて行動しなさい」母さんは、俺には対して興味がない。兄が二人いるが、二人共に出来がいい。お陰で、二人は好かれてる。俺は、出来が悪いし、使えない。
女の子が欲しかった両親には、愛利さえいれば良かったんだ…
だから、余程の事がなければ怒られたりしない。誉められもしない。
愛利じゃなく、俺が病気になれば良かったんだ。
家にも居場所はない。学校にも、今日の一件で居づらくなった。
めんどくさい。何もかも…
「亜希。」美月が、廊下の陰から声をかけてきた。「亜希。私は帰るから、ちゃんと授業に出てから帰ってきてね」 母さんは、帰っていった。
「心配かけたな。美月。ごめんな」 俺は素直に謝った。「ううん。大丈夫だよ。嬉しかった。」美月は、はにかみながら、答えてくれた。 救われた気がした。俺は、美月が好きなのに、何故か何も言えない。
「美月。今日終わったらさ…。愛利のお見舞い行かない?」
「え?今日?」「駄目かな?」オレは、答えを待った。
少し考えてから、美月は笑って「うん。いいよ」と答えてくれた。
母さんは「美月ちゃんを守ろうとしたのよね?えらいけど、ちょっとやりすぎね…まぁ、あなたの良いところかもね。今は愛利も大変な時期なんだから、ちょっと考えて行動しなさい」母さんは、俺には対して興味がない。兄が二人いるが、二人共に出来がいい。お陰で、二人は好かれてる。俺は、出来が悪いし、使えない。
女の子が欲しかった両親には、愛利さえいれば良かったんだ…
だから、余程の事がなければ怒られたりしない。誉められもしない。
愛利じゃなく、俺が病気になれば良かったんだ。
家にも居場所はない。学校にも、今日の一件で居づらくなった。
めんどくさい。何もかも…
「亜希。」美月が、廊下の陰から声をかけてきた。「亜希。私は帰るから、ちゃんと授業に出てから帰ってきてね」 母さんは、帰っていった。
「心配かけたな。美月。ごめんな」 俺は素直に謝った。「ううん。大丈夫だよ。嬉しかった。」美月は、はにかみながら、答えてくれた。 救われた気がした。俺は、美月が好きなのに、何故か何も言えない。
「美月。今日終わったらさ…。愛利のお見舞い行かない?」
「え?今日?」「駄目かな?」オレは、答えを待った。
少し考えてから、美月は笑って「うん。いいよ」と答えてくれた。


