少女はきつねがいることを気がついて近づいて来ました。 きつねは凄く胸がどきどきするのを感じました。 「きつねさん。こんなところで何してるの?」 少女はきつねにそう問いかけます。 しかし、化けていないきつねは返事をすることができません。 だから返事をする代わりに少女の足に擦り寄りました。