しばらくすると遠くのほうに少女の姿が見えてきました。 きつねは自分の胸がどくんと高鳴るのを感じました。 その胸の高鳴りは少女が近づくにつれて どんどん大きくなっていきます。 そうして、少女が目の前にくるちょっと手間で きつねは少女に声をかけました。 「おじょうさん、これからどこへ行くの?」