怖かったお化け屋敷から抜けると外は綺麗オレンジ色の夕日。 観覧車乗りたいな… 「最後にこれ乗るかっ」 そう言って健哉が指差したのは… 観覧車だった。 なんか、気持ちが通じ合ったみたいで嬉しかった。 「うんっ!」 「可愛っ♪」 “可愛い”って言われただけで赤く染まるあたしのほっぺ。 「行くぞっ☆」 健哉は赤くなってるあたしの手を引っ張って行った。