朝の事を思いながら奈緒とお昼ご飯を食べていた。

「??つばさぁー??どしたー??元気ないよー??まっ。いつもか!!」

「えっ。ちょそれ酷いって!!」

「あははー。ごめんごめん。でもいつもより元気ないぞー。」

奈緒にはわかんないよー・・・・・。

「あっ。わかった~。羽柴君(亜南)の事でしょッ!!」

「なっ。なんでさっ。」

あたしは顔が赤くなった。

「ほら~やっぱり!!」

うっ・・・。ヤなとこつかれたッ・・・。

「つばさはさ??羽柴君の事好きでしょ??」

「・・・・・・。」

「ほらっ。」

「・・・・。なんでわかったの??」

「つばさ見てたらわかるよー!!顔に出てるもん。」

「えっ!?出てる??」

「うん。めちゃくちゃ出てるー^^」

なんでだろーう・・・・。すごいな奈緒・・・。

「羽柴君、かっこいいかなー??」

「かっ。カッコいいよッ。あっ・・。」

「あーららー。言っちゃった~。」

「つい・・・。」

「あたしは坂本君のほうがいいと思うな~。可愛いし、ちっちゃくて!!」

亜南には亜南のいいところがあるんだよッ!!

まーそんな事言っても奈緒にはわかるはずない。


-キーンコーンカーンコーン-

[チャイムなった!!急ぐよ!!」

「あっ。うん!!」

あたしと奈緒は教室へ急いだ。