~高校1年の春~
私【井上奈央】は今日高校1年生になった。
新しい場所、新しい学校生活に私はドキドキしていた。
着たことのないチェックのスカートの制服に私は少し戸惑いつつ
新たなスタートを切った。
教室に入るとまだ誰も来てないと思ってほっとしたところ
窓際に空を見つめている彼を見つけた。
何してるんだろう。
私はそう思って窓際に行ってみた。
そこには虹が出ていた。昨日雨も降っていたしさっきも降っていた。
「虹だ!!」
私は思わず大きな声を出してしまった。
私がいたのに気づいたのか彼はこっちを見た。
彼は綺麗な目をしていた。
あまりにもかっこよすぎて見とれてしまった。
「あっすいません」
「いいよ。虹好きなの?」
「はい。あんまり見たことないんですけどね」
「俺も好きなんだ。虹。虹って山の上から見るとすごく綺麗なんだよ」
「そうなんだ」
私はきっとこの人に一目ぼれしてしまったんだ。
彼の笑顔は私まで笑顔にしてくれた。
それは私の初めての恋。
私の始めての
初めての恋だった。
私【井上奈央】は今日高校1年生になった。
新しい場所、新しい学校生活に私はドキドキしていた。
着たことのないチェックのスカートの制服に私は少し戸惑いつつ
新たなスタートを切った。
教室に入るとまだ誰も来てないと思ってほっとしたところ
窓際に空を見つめている彼を見つけた。
何してるんだろう。
私はそう思って窓際に行ってみた。
そこには虹が出ていた。昨日雨も降っていたしさっきも降っていた。
「虹だ!!」
私は思わず大きな声を出してしまった。
私がいたのに気づいたのか彼はこっちを見た。
彼は綺麗な目をしていた。
あまりにもかっこよすぎて見とれてしまった。
「あっすいません」
「いいよ。虹好きなの?」
「はい。あんまり見たことないんですけどね」
「俺も好きなんだ。虹。虹って山の上から見るとすごく綺麗なんだよ」
「そうなんだ」
私はきっとこの人に一目ぼれしてしまったんだ。
彼の笑顔は私まで笑顔にしてくれた。
それは私の初めての恋。
私の始めての
初めての恋だった。