この学校最大の文化祭が近づいてきた。



実行委員として学級委員も参加する。







今日は役割分担。




由佳は、ため息混じりで教室に戻ってきた。




「あーあ。」

「お前の役まだいいじゃん。俺なんか照明係だし、1年だって悪くはないだろ。」

と言ったのは同じ学級委員の大樹。



「そうだね。もう帰るわ。」



その後、大樹から事情を少し聞いた。




由佳は里菜を警戒している。

俺も里菜のクラスの授業をしているけど悪い奴には見えない。