私は躊躇ったのだが、十郎さんがいいと言ったので、 彼の分のご飯もよそった。 私が十郎さんのところに、作りに来られるのは一日一回が限度なので、 いつも必ず多めに作ってあるのだ。 「……よかったら、一緒にどうですか? これからまた作るんじゃ、大変でしょうし」 十郎さんは、こうも言ってくれた。 いつもこの誘いは、本当に助かる。