肩を揺り動かされた時、てっきり祖母の手だと思った。 ごめんおばあちゃん、今日学校休みだから、もう少し寝かせてね……。 いつも、体を冷やすような場所で、 平気で眠ってしまう私を起こしてくれるのは、祖母だった。 だけど、ここがもう家ではないのを思い出して、はっとした。 心配そうに自分を覗き込んでいたのは、大家さんだった。