「佐智、行くよ」 目の前、真っ暗。 「佐智!!!!!」 いくら呼んでも反応しないあたしに痺れを切らした奈菜は強引にあたしの腕を引っ張って教室を出た。 なんだ、今、あたし、何を見た? 「佐智、大丈夫?」 そう言われ周りをみると既に校舎の中ではなく、外にいた事にびっくりした。 「わ、なんで外!?」 「あたしが引っ張って来たのよ。ってか、今更!?」 そのやり取りに何故か奈菜と二人で大笑いした。 「ま、どっか入りましょ。なんか飲みたいし、煙草も吸いたいわ」