「ふざけんなよ!!」 温厚な彼が怒鳴った。 彼は あたしの腕の傷を 知っていた。 これ以上 傷が増えないように 何かあったらすぐ 相談できるように 毎日 たくさん 電話をかけてくれていた。 あたし 気付かなかったよ。 そんなこと 考えてくれてたなんて…。 .:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.