「すいませ~ん」
「なんだよ」
あたしの腕を掴んでいる男の腕を誰かが掴んだ
「それって犯罪なんじゃないですか?」
「あぁ?関係ねぇだろ?」
あたしが顔を上げると
「よっ。」
拓がいた…
な、何で?
「警察いきになりますよ。」
冷たい口調で男に言う。
あたしには見せた事のない冷たい表情で。
思わず鳥肌がたってしまいそうになったけど、男の声で吹き飛んだ。
「いいから黙ってろよっ!!」
男の怒鳴り声と共に
拓めがけて殴りかかってきた!!
絶対に殴られる!!
そう思って目を瞑るけど…
あれ?
音が…しない

