すると… 「奈々、今日もピアノ?」 ほらきた。 「うん。あたりまえ☆」 「こりないなぁ…」 「ピアノ、好きだからっ、それに…」 「それに?」 「奏との接点がなくなっちゃうでしょ?」 そう言うと彼は照れくさそうに笑って 「そう…だな。」 といった。