――――――……
―――……


キーン

コーン

カーン

コーン



今日もまた

放課後のチャイムがなり、
私はいつもどうり

音楽室へと向かった。



すると




「――――……ですよねぇ!」


「ほんとですよ…もぅ――…………」


歩いている途中、人気のない階段の上のほうで、
楽しそうな話し声が聞こえた。