___________... それは 今日の昼休み ギィィ 錆び付いた屋上のドアが開く音 『由香里!来てやったぞ』 「何でそんな上から目線なの?」 その雰囲気はいつもの2人で ただ違うのは 私がこれから 晴臣に悲しい顔をさせなくちゃいけないこと 「…晴臣、あのね」 『分かってるよ、やっぱりあいつが好きなんだろ?』 「…うん」 晴臣はくしゃくしゃと私の頭を撫でてくれた だけど やっぱり違うんだ 《もう痛くないよ》 あの優しい手が 誰だか分かってしまったから…