『もぅっ!…っほんとにあの先生なんで私ばっかり…』




ブツブツ文句を言いながら向かうのは毎度のとおりの教材室




手には何に使うのか私にはさっぱり分からない資料の山



…これ意外と重いんだよなぁ



体力の無い私は頑張って上まで上った


中学のうちに体力をつけておけばよかったと

ばあさんみたいな事を思いながら何とか教材室まで着いた





両手が塞がっているので

お行儀は悪いが足で少しづつ開けていく



慣れない事をするのはかなりきついです






そうやってちょぼちょぼ頑張っていたら





『…あっ…ダメ…そんなっ…あぁっ…』





カチッ


体が硬直




ま、まさか学校で…



どうしよう…あっちは気づいていないみたいだけど


気づいたほうはものすごく気まずい!!