「野崎…!!!お前がこれやったのか??」 先生も信じられないという顔をしていた。 「はぃ…俺がやりました。」 翔吾はいつになく暗い声で答えた。 「…野崎、本当にお前がやったのか?誰かに言わされてるんじゃ…」 「違います。本当に俺がやりました。」 「…そうか。なら、来なさい。」 先生はそう言うと、生徒指導室に入っていった。 「…はぃ。」 翔吾も顔を伏せたまま、先生の後をついていった。