アタシは言われるがままに翔吾の後を追った。


アタシたちが来たのは、公園だった。


この公園は前も翔吾と来た。その時は、アタシが一方的に勘違いをして、逃げ出した。


だから、


今日は翔吾の話、


逃げないでちゃんと聞くよ。






















アタシたちは公園のベンチに座る。


「この前はありがとな!」


「…え?あ、…うん!!全然…大…丈夫!!!」


噛みまくってしまった。


アタシは恥ずかしくて、俯いた。