先輩は俺の幼なじみ☆




『……っ…。』



ガシッと両手を掴み合ってハチマキを奪うタイミングを見計らう。



………。



ムリムリっ!!



痛い痛い!



「翔、顔面殴れ。」



そうすれば相手怯むから。とボソッと言った拓斗。



無理ッス!それは拓斗じゃないとできない!



てか!



『ギャ~!』



一瞬俺の力が緩んでその隙に敵の手がハチマキに伸びてきた。



取られる…!そう思った次の瞬間。



「も~らい♪」



伊東がヒョイとハチマキを取った。



伊東いたの!?



シーンと静まったグランドに一瞬でドッと歓声が上がった。



良かった~…。