「じゃ、よろしくな翔♪」 『……なんでここに…!』 集合場所に着き、騎手の俺は一番先頭に立つ。 そして後ろを振り向くと、ニコリと笑った拓斗が立っていた。 「あ?言ってなかった?お前を担ぐやつの中に俺いるから。」 と言いながら、満足げに自分を指す。 『聞いてないよ~!やだっ!却下!』 「却下無し。あ、始まる。」 そんなぁ~…。 放心状態の俺をよそに、騎手を担ぐサインが入る。 ……しかも拓斗、前だし…。 最低でも、左右のどっちかが良かった…。