「これ校則違反だけど先生に怒られないの?」


『一応先生に断っておいた。応援のときのインパクトにって。』


「へ~。いいねインパクトあるよ~!目立つ目立つ!」



栗色のふわふわくせっ毛の髪に合ってるよ~♪と何回も触ってくる。



ちょ…か、顔近いんだけど…。



『あんまり目立ちたく無いな~…てか、遅れると行けないから行こっか。』



スッと亜優から離れて、学校に行く準備をする。



「…そうだね。」



少したった後、亜優も準備を始めた。