『じゃあ、いってくる。』


「「いってら~。」」



食堂の中にある売店のところに行くと、数種類のパンがあった。



『これでいっか。』



俺が選んだのは焼きそばパン。



亜優が好きなやつ。



「2つで300円ね~。」


『はい。』



売店のおばちゃんにお金を渡して、焼きそばパンを受け取った。



あれ、亜優って今どこいるんだ?



さっきの電話の中で場所を聞くのを忘れてた。



『でも、いつも教室にいるし今日も教室いるよな。』



そう考えた俺は、亜優の教室に足を進ませた。