「翔…?だいじょぶ?」 心配そうな恋の目が俺の顔を覗く。 『ちょっと痛いけど…大丈夫。』 ニコッと笑って言うと、そっか。と安心したような顔をする。 拓斗が悪魔だったら、 絶対に恋は天使。 『じゃ行こっか。』 「うんっ!」 教室を出て、廊下を歩いてる拓斗のとこまで2人で走る。 「競争だぁ~!」 元気いっぱいの恋が楽しそうに言いながら、全力疾走する。 「ゴール~!」 俺より一歩早く着いた恋は、歩いてる拓斗に後ろからギュウッと抱きついた。 ーー…怖いもの知らず。